俺は黙ったまま、三人の話し声に
耳を傾けていた。
???「うんうん…………ま、これでOKよ、ミルクくん。お疲れ様。」
ミルク「ふぅーっ……よかったあ。二回もやり直したから、オレあんまり寝てないんすよ。佐伯さん。」
佐伯「あら?ミルクくんは『プロ』でしょ?あらゆる読者のニーズに応えるのが、当然なんじゃないかしら?」
ミルク「トホホ…。佐伯さんは、いっつもそればっかですね…。」
隼「よかっただなー。みるひー!」
佐伯「ミ……ミルヒ…!?……それ、ドイツ語で『ミルク』の意味なのよ。ふふふっ。間違って覚えてても、合ってるわよ。隼くん。」
隼「??………んだぁ?そうなのかー?まなー?」
ミルク「………はぁ。もう、好きに呼んでくれ…………。」